(和製英語?
)、enginebraking>
走行中にアクセルを放す事で、かかるブレーキ。
普通と逆に,、駆動輪でエンジンが回される事で、制動力を得る。
エンスト <英語ではstall又はenginestall?
>
エンジンが予期せずに停止する事。
<オ>
オーバークール
いくら走行してもエンジンが冷えたままで適温にならない事。
サーモスタットバルブの開きっぱなしが原因で起こる場合が多い。
オーバーステア
カーブを曲ろうとする時、カーブの内側に入り込もうとするクルマ。
対語:
アンダーステア
オーバーチャージ
充電系統の異常で、バッテリーを過充電してしまう事。
オーバードライブ
トランスミッションの減速比が1以下のギヤの事。
エンジンの回転数よりもミッションから出力される回転数が高いギアの事。
オーバーハング
前輪の中心から車の最前部までの長さを「フロント オーバーハング」、後輪の中心から車の最後部までの長さを「リヤ オーバーハング」と言う。
オーバーヒート
冷却水漏れ等でエンジンが過熱してしまって高温になる事。
オーバーヒート状態のまま走行を続けるとエンジンが焼き付いてしまいます。
オーバーフロー
規定値以上に水、オイル、燃料等が入った事によってあふれ出す事。
オーバーホール
分解して整備する事。
オーバーラン
エンジンやモーターを許容回転数以上に回す事。
ばらばらにこわれちゃいます。
「オーバーレブ」とも言うらしい。
オイル上がり
エンジンオイルが、ピストンとシリンダーの隙間から燃焼室内に入り燃えてしまう事。
オイル下がり
エンジンオイルが、吸排気バルブから燃焼室内に入り燃えてしまう事。
お釈迦
使い物にならなくなってしまった事。
用例:
エンジンがお釈迦になってしまった。
同意語:
逝く
オフセット
中心からずれている事。
用例:
オフセット衝突
オリフィス
オイルや空気の流れる量を調整するための穴。
おろす
エンジンやミッションをいったんクルマから取り外す事。
エンジンを持ち上げて外す場合もなぜか「おろす」と私の勤めていた工場では言っていました。
用例:
このクルマは、エンジンごとおろさないとクラッチ交換ができない。
<カ>
過給機
空気を強制的にシリンダー内に送り込む装置。
ターボ チャージャーやスーパー チャージャーの事。
かける
用例1:
エンジンをかける。
(エンジンを始動させること)
用例2:
ジャッキをかける。
(ジャッキをクルマにあてがうこと)
用例3:
ブレーキをかける。
(ブレーキを作動させる事)
用例4:
ベルトをかける。
(ベルトをプーリーに取り付けること)
用例5:
エンジンをチェーンブロックにかけておろす。
(エンジンをチェーンブロックで吊っておろす)
用例6:
クルマをブレーキテスターにかける。
(クルマをブレーキテスターで測定する)
用例7:
クルマにワックスをかける。
用例8:
クルマのドアの鍵をかける。
用例9:
ブレーキオイルを塗装部分にかけると、塗装が変色してしまうので注意してください。
用例10:
運転席のシートに腰をかける。
(運転席のシートに座る)
まだ用例はありそうですが、この辺りでご勘弁を...。
日本語も面倒ですね(~o~)
下死点
エンジンのピストンが下がりきった位置。
BDCとも言います。
かしめる
かしめが付いているナット等の頭部分を叩いたりして、緩まないようにする事。
うまく説明できませ~ん(^_^;)
がた
許容範囲以上のがたつきがある事。
用例:
タイロッド エンドにがたがでているので、交換しなければなりません。
がたがたな事。
経年変化でだいぶ弱ってきている事。
用例:
このクルマは長年乗ってるから、だいぶがたがきています。
片ぎき(片効き?
、片利き?
)
ブレーキの左右のきき具合が違う事。
片ぎきしていると、ブレーキをかけた際にクルマがまっすぐに止まりません。
カップリング
力を伝えるための、継ぎ手。
用例:
ファン カップリング、ビスカス カップリングなど。
(英和辞典によると、viscous = 「粘り気がある」)
かぶる
燃焼室内にガソリンが規定量より多く入り込み、エンジンの調子が悪い事。
燃焼室内にガソリンが規定量より多く入り込み、エンジンの始動が困難な事。
点火プラグがガソリンでびしょびしょに濡れている状態の事。
用例:
かぶってしまってエンジンが始動しない時は、チョークバルブを開いて、アクセルペダルを床まで踏み込んだままセルを10秒くらい回し続けるとかかる事があります。
(空気を大量に送り込んでやる)
かます(かませる)
部品と部品との間に、別の物をはさみ込む事。
ガレージ ジャッキ
整備工場やガソリンスタンドにある、車を持ち上げるための手動ジャッキ。
<キ>
ギア
歯車。
ギヤとも言う。
ギア鳴り
マニュアルトランスミッション(MT)車で、ギアを変速する際にギア同士ががうまく噛み合わずに音を発する事。
クラッチの遊びの多すぎや、ミッション内部のシンクロ(同期)機構の不具合などが原因。
ギア抜け
マニュアルトランスミッション(MT)車で、走行中にアクセルペダルを踏み込むと、ギアが自然にニュートラルになってしまう症状。
ギアが磨耗して、ギア同士のバック ラッシュ(隙間)が大きくなると発生する。
シフトレバーに常に手を乗せたままにしていると、バックラッシュが正規より小さくなる事によってギアの磨耗が早まるので、ギア抜けを起こし易くなる。
キック ダウン
オートマチック トランスミッション(AT)車で、アクセル ペダルを急激に床まで踏み込む事によって、1段下のギアに変速する事。
追い越しや山道の急な上り坂などで使用する。
キックバック
自動車の場合、タイヤへの路面からの衝撃がハンドルまで伝わる事。
気筒(きとう)
エンジン内の、ピストンが上下する筒の事。
この筒が4本あれば「4気筒」、6本あれば「6気筒」。
キャンバー
クルマを真正面から見た時に、地面との垂直線とタイヤの中心線との角度。
キャンバー角のおかげでハンドルを軽く回す事ができる。
参考:
ちょっと得?
→ホイールアライメント
キャスター
パソコンデスクや椅子のキャスターを見ると、キャスターの取り付け部の真下に車輪の中心はなく、ずれている。
自動車も似たようなもので、地面との垂直線とキングピンとの角度の事。
カーブを曲る時にハンドルがクルマの進行方向に自然に戻ろうとするのは、キャスター角とキングピン傾斜角のおかげです。
参考:
ちょっと得?
→ホイールアライメント
吸入行程
ピストンが下方に下がる時の負圧を利用して、混合気を燃焼室内に吸い込む行程。
「吸気行程」とも呼ばれる。
<ク>
空燃比
混合気の空気と燃料との重量比。
「A/F」、「混合比」とも言う。
グリル
格子(こうし)。
クルマでは、左右のライト間やフロントバンパー中央に設けられている、ラジエターに風を導くための格子(ラジエターグリル、フロントグリル)。
狂い
正規の定められた範囲内の数値ではない事。
用例:
サイドスリップが狂っているので、トーインの調整が必要です。
グロメット
ホースなどを鉄板に通してある箇所で、ホースと鉄板の隙間を塞いでいるゴムの部品の事。
<ケ>
検査機器測定
排気ガス中のCOやHCを測定したり、ブレーキのきき具合、ライトの光軸調整、速度計測定、サイドスリップの測定、等をする事。
減速比 moderatingratio?
>
エンジンの回転数と、ミッションの出力側回転数との比。
エンジンの回転数と駆動軸の回転数との比は「総減速比」と言う。
研磨
砥いで磨き、表面を平面にする事。
用例:
エンジンをオーバーヒートさせるとシリンダーヘッドが歪んでしまい、修理するには、研磨が必要な場合があります。
<コ>
行程
ストロークと同じ意味。
ピストンの上死点から下死点までの距離の事。
または、ピストンが上方か下方へ1回移動する事。
用例:
吸入行程、圧縮行程、燃焼行程、排気行程
こじる
すきまなどに棒状の物をさして、テコの原理で動かす事。
(thanks負け造さん)
用例:
ドライブシャフトをデフから引き抜く時は、タイヤレバーを隙間に差し込んでこじって抜く。
コラム
欄。
円柱状の長い物。
用例:
コラム シャフト(ステアリング ホイール〈ハンドル〉とステアリング ギヤ ボックスとをつなぐ軸)
コラム シフト(ステアリングのコラム シャフト付近に、変速レバーが付いている方式)
コラム カバー(ライト スイッチやワイパー スイッチの根元部分に被さっている、コラムシャフトの
カバー)。
ころす
本来の部品の機能をわざと動作させないようにする事。
用例:
そのバキュームホースをころして症状が変化するか確認してみたらどう?
混合気
空気と燃料を混ぜ合わせたもの。
<サ>
サージング
波打つ事、脈動。
「バルブサージング」は、バルブスプリングの振動とバルブ開閉の動きが共振してしまったために、バルブが勝手に開閉(振動)してしまう事。
サービス
整備、修理。
用例:
サービス マニュアル=整備手帳
「整備士」は「サービスマン(service man)」とも言います。
そういえば「メカニック」とも言いますね。
サイクル
循環、周期。
「4サイクルエンジン」は、ピストンの4回の動き(吸入→圧縮→燃焼→排気)を周期的に繰り返すエンジン。
サイド スリップ
タイヤの横滑り量。
車検時には「サイドスリップ テスター」で必ず測定する。
1メートル前進した時の横滑りをミリメートルで表示する。
狂っている場合は、タイロッド部でトーインを調整するのが普通。
参考:
ちょっと得?
→ホイールアライメント
サスペンション
懸架装置。
路面からの衝撃がボディに伝わらないようにする装置。
略して「サス」と呼ぶ場合が多い。
<シ>
CO,HC測定
排気ガスに含まれる一酸化炭素や炭化水素を測定する事。
シール
気体や液体が漏れ出さないようにするための物。
日本語で俗に言うところの「シール(貼る物)」の事は、「ステッカー」や「ラベル」と言います。
シフト
移しかえる事、ギアを変速する事。
「シフトアップ」=高速用のギアに変速する事。
「シフトダウン」=低速用のギアに変速する事。
シム
部品同士のすきまを調整したり位置合わせをするために はめこむ薄い鉄板。
適切なすきまや位置に調整できるよう、さまざまな厚さの物が用意されています。
用例:
オイルタペットの調整は、シムをはさみこんでします。
シリアル ナンバー
製造番号。
serialは「連続の」と言う意味。
シリンダー
円筒状の物。
エンジンの場合は、気筒の事。
用例:
キー シリンダー(鍵が差し込まれる部品)、ホイール シリンダー(ドラムブレーキの部品)。
死ぬ
部品等が本来の機能を全く果たしていない事。
用例:
このエンジン、3番が死んでいる。
シャーシ
車台。
クルマのボディ(車体)以外の部分の事。
「シャシ」や「シャシー」とも言います。
シャーシブラック塗装
車の下回りに黒色の塗装をする事。
錆び止めの効果は、ほとんど期待できない。
車台番号
クルマに刻印されている製造番号。
一般にあまり部品交換されない場所に刻印されています。
「車体番号」と書く場合もあるようです。
車検証の表記は、「車台番号」。
上死点
エンジンのピストンが上がりきった位置。
TDCとも言います。
上死点前
エンジンの点火時期でよく使われる言葉。
BTDCとも言います。
混合気が燃焼するのには時間がかかります。
よって、ピストンが上死点にくる前にスパークプラグに点火して、上死点で最大の爆発になるようにします。
ジャダー
振動。
ディスクローターの不良が原因でブレーキペダルを踏んだときにペダルに伝わる振動や、
クラッチディスクの不良が原因でクラッチをつなぐ時に車が振動する現象などのこと。
シュー
靴、蹄鉄、接触部分。
用例:
リア ブレーキ シュー。
ショート
短絡。
一般にクルマの場合は、プラス線が、マイナス線またはボディと直接に接してしまう事。
車両火災を起こす原因となる事もあります。
触媒
自分自身は変化しないが、他の物質を化学変化させる物。
車の場合は、有害な物質を無害な物質に変化させる排ガス対策の部品です。
「三元触媒」は、触媒としてPt(白金)とRh(ロジウム)を使用して、CO(一酸化炭素)をCO2(二酸化炭素)に、HC(炭化水素)をH2O(水)に、NOx(窒素酸化物)をN2(窒素)に変化させる。
理論空燃比での酸化還元作用は次の通り。
NOx+CO→N2+CO2
NOx+HC→N2+H2O+CO2
O2+CO→CO2
O2+HC→H2O+CO2
酸化還元作用の式は 弘文社 よくわかる2級自動車整備士 より引用。
進角装置
エンジンの回転数が上がるにつれて、点火プラグに点火する時期を早める装置。
「バキューム アドバンサー」、「ガバナ」等の部品がその役目。
<タ>
ダイアグノーシス
自己診断機能。
ECU関連のセンサーなどの故障箇所を自動的に判断しECUが記憶している装置。
または、その装置を使ってどこが故障箇所かを呼び出したり、故障箇所を判別したりする事。
ダイアフラム(ダイヤフラム)
クルマの部品でよく使われる言葉ですが、うまく説明できませんm(__)m
英和辞典によると、「横隔膜」の事。
管理人が想像するには、クルマの場合は「移動(振動)する隔膜(隔壁)」の事でしょうか?
用例1:
クラッチカバーのダイアフラムスプリングの磨耗。
用例2:
マスターバック内のダイアフラムの破れ。
たいこ
マフラーの太い筒の部分の事で消音の役目。
脱着(だっちゃく)
クルマから一旦、部品等を取り外し、再び取り付ける事。
目的の修理部品を取り外す際に、他の部品が邪魔なために取り外さなければならない時などに使用する言葉。
用例:
MTのクラッチ交換は、ミッションまたはエンジンを脱着しないと、交換できません。
立てる
タップ等を使用して、潰れてしまったねじ山を、立て直したり(目立てをしたり)、新たに開けた穴などに、ねじ山を作る事。
「タップを立てる」と言う風に使います。
「タップを切る」や「タップでねじ山を切りなおす」も同じ意味です。
参考
「タップ」は、雌ねじ(ナットなど)のねじ山を作成したり、修理するための工具です。
「ダイス」は、雄ねじ(ボルト)のねじ山を作成したり、修理するための工具です。
だぶる
同じ事を繰り返す事。
ブレーキのオイル交換やエア抜き作業時によく使われる言葉。
用例:
ブレーキペダルをだぶってください。
(ブレーキペダルを何回か続けて踏み込んでください)
タペット調整
「バルブ クリアランス調整」と同じ意味。
エンジンの吸気や排気バルブと、バルブを動かす部品との隙間(クリアランス)を正規の値に調整する事。
バルブ クリアランスが大きくなると、エンジン上部からの音が大きくなります。
<ツ>
つらいち(面一?
)
「同じ高さ」の事。
(thanks負け造さん)
<テ>
テーパー
先になるほど、細くなっている形状の事。
点火時期調整
点火プラグに点火する時期を調整する事。
ディストリビュータ本体の位